クラウドPBX 2022.04.06

クラウドPBXで固定電話の着信を携帯に転送しよう!そのメリットと方法を解説

クラウドPBX 転送電話

クラウドPBXを導入すれば、固定電話の着信を携帯に転送する際のよくある課題を解決することも可能です。たとえば、固定電話と携帯電話間の通話料は発生しませんし、携帯電話から固定電話番号で発信することもできるようになります。本記事では、クラウドPBXを利用して固定電話の着信を携帯に転送するメリットや、その方法について解説します。

これまでの携帯電話への転送の方法

転送とは、かかってきた電話を他の固定電話や携帯電話などに転送することです。昨今では、テレワークを取り入れる企業も増え、オフィスの固定電話の発着信に対応するために転送機能がより重要視されています。電話の転送については、電話機本体の機能による転送と通信キャリアの転送サービスを利用する転送の2種類があります。まずはその方法についてみていきましょう。

電話機本体の機能を利用する

従来用いられる転送方法のひとつとして、電話機(ビジネスフォン)本体の転送機能を利用する方法があります。電話機での転送機能にはオフィスの外へ転送する「外線転送」と、オフィス内に転送する「内線転送」があり、それぞれに割り当てられたボタンをプッシュすることで利用できます。

電話機本体の機能を利用する転送について詳しくは「固定電話の転送でよくある課題は?解決方法を詳しく紹介」もご参照ください

転送機能サービスを利用する

携帯電話への転送には、通信事業者が提供する転送サービスを利用する方法もあります。

主なサービスとしては、NTT東日本や西日本の「ボイスワープ」、KDDIの「着信転送サービス」、ソフトバンクの「多機能転送サービス」などが挙げられるでしょう。これら転送サービスには、「自動転送」と「応答後転送」があり、状況に応じた転送設定が可能です。

たとえば自動転送設定では、着信を無条件に転送する設定や、固定電話の着信に応答がない場合のみ転送をするといった設定ができます。また、応答後転送は、オフィスへの着信を固定電話にて応答し、その後手動で転送する場合に適用できる設定です。

転送サービスについては【転送電話サービスとは?サービスのデメリットをカバーするクラウドPBXについても解説】で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

従来の方法で携帯電話へ転送する場合の課題

 

紹介してきたように固定電話の着信を携帯電話に転送する方法はありますが、そこには課題もあります。

たとえば、従来の電話機本体の機能による転送も転送サービスを利用する場合も、外線の場合は、転送元の固定電話から転送先の携帯電話の間に通話料金がかかります。さらに、転送機能サービスはオプションとして月額利用料金もかかるため、特に転送機能サービス利用にはコストがかかることが課題として挙げられるでしょう。

また、転送先の携帯電話から折り返し電話をかけた場合、相手には携帯電話番号が通知されることも課題のひとつです。会社の代表番号から折り返すためには、やはりオフィスに戻ってから固定電話を使ってかけなおさなければならないのです。

このように、これまでの転送方法には多くの課題が残されていました。電話転送の課題については、「固定電話の転送でよくある課題は?解決方法を詳しく紹介」で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

携帯への転送にクラウドPBXを利用する

固定電話への着信を携帯電話に転送する方法には上述のような課題がありました。それら課題を解決できるのがクラウドPBXです。

クラウドPBXは、社内に物理的な装置を設置することなく、クラウド上で利用できるPBX(構内交換機)です。インターネットに接続できる環境があれば、外出先でもテレワークでもスマホなどの携帯電話をPBXに接続できます。PBXに接続できるということは、オフィス内の固定電話と同じような環境がどこでも構築できるということです。つまり、どこにいても「転送」機能が使えるということになります。

クラウドPBXの詳細については、「クラウドPBXとは?メリット・デメリット、導入のポイントを紹介」にて解説していますので、あわせて参考にしてください。

クラウドPBXを利用して携帯へ転送するメリット

携帯電話への転送にクラウドPBXを利用するメリットにはなにがあるのでしょうか。

通話料金の削減

クラウドPBXを使った転送は、通話料金のコストの削減につながります。

従来の転送方法を利用した場合、オフィスの固定電話にかかってきた電話を携帯電話に転送する際には、オフィスと携帯電話間の外線通話料がかかっていました。しかし、クラウドPBXは転送も内線扱いなので、外線通話料金がかからずコスト削減になるのです。

スマホの内線化については、「スマホを内線化するメリットとは?その仕組み やおすすめの方法についても解説 」にて詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

 

スマホで固定電話番号を発着信可能

クラウドPBXを利用すれば、オフィスの固定電話で発着信するのと同じように、携帯電話で固定電話番号を発着信できるようになります。

たとえば、テレワーク中に「オフィスの固定電話番号から発信」するために出社しなければいけないといった課題も解決できます。また、従来の転送方法では、転送先の携帯電話から折り返しをした場合などは、相手に携帯電話の番号が表示されました。しかし、携帯電話で固定電話番号発信ができるため、このような問題も起こりません。

電話の相手が区別できる

従来の転送方法を利用した場合、固定電話から携帯電話へ転送されてきた着信と、携帯電話へかかってきた着信の双方を「携帯電話への着信」として受け取ります。そのため、携帯電話へのダイレクトな着信なのか、転送電話なのかを区別することが難しかったのではないでしょうか。

しかし、クラウドPBXを通した転送着信はスマホアプリに着信するため、これらの区別が容易です。

固定電話への着信を携帯へ転送するならクラウドPBXの利用がおすすめ

電話の転送を利用することで、オフィスの固定電話へかかってきた電話を、オフィスにいない従業員の携帯電話へ取り次ぐことができます。ただし、通常従業員への携帯電話への転送は外線通話になるため通話料がかかります。また、携帯電話から折り返し電話などをすると、相手には携帯電話番号が通知されることも課題となります。しかし、クラウドPBXを利用すれば、インターネット回線を通じて内線として転送することができるため、通話料は発生しませんし、会社の固定電話番号を使って発信することも可能です。

クラウドPBXはさまざまなベンダーが提供していますので、慎重に選定していく必要があります。たとえば、セキュリティは信頼できるものか、サポート体制は万全か、通話の品質は安定しているか、今の電話番号を使えるかなど、さまざまな角度からチェックする必要があります。

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