クラウドPBX 2022.01.12

0800番号とは?メリットとスマホで発信する方法

0800 クラウドPBX

0800から始まる電話番号は0120と同じフリーダイヤル

0800から始まる電話番号は、通話料金着信課金サービスの電話番号です。
通話料着信課金とは、0800から始まる電話番号への通話料金を、電話を受ける側が負担する仕組みです。
電話をかける側は、どんなに話しても通話料金がかからず、無料で電話をかけることができます。

日本国内の電話は、通話時間に応じた通話料を、電話をかけた側が負担する仕組みです。
0800から始まる番号の場合は、通話料金は0800の電話番号を契約している会社が負担します。主に、企業や商店が0800からはじまる電話番号を契約することで、企業や商店の顧客は無料で電話をかけることができるという利用方法を想定しています。

通話料金着信課金サービスは、電話番号が0120から始まるフリーダイヤルが広く知られています。番号は違いますが、0800から始まる電話番号も、0120から始まるフリーダイヤルと同じ機能です。フリーダイヤルはNTTコミュニケーションズのサービス名ですが、通話料金着信課金型サービスの総称として広く定着しているため、ここでの解説上もフリーダイヤルを通話料金着信課金型サービスの総称として利用します。

関連記事:フリーダイヤル0120番号よりお得?0800番号とは

企業が0800番号を利用するメリット

企業が顧客からの電話を0800番号で受けると、本来は顧客が支払う通話料金を企業が負担することになります。
0800番号に電話がかかってくるほど、企業にとっては支払う通話料が増えていきます。

それでも、企業が0800の電話番号を利用するのは、以下のようなメリットが存在するからです。

  • 顧客の金銭的な負担を減らすことができる
  • 通話料がかからないため顧客からの注文や問い合わせ電話が増えやすい
  • 企業名や商品名などとの語呂合わせなど、覚えやすい電話番号を選ぶことができる
  • 電話番号に地域性がないので顧客との距離を感じにくい

これらに共通するのは、0800番号を利用すると、顧客満足度が向上し企業のイメージアップにつながるという点です。
顧客対応窓口の電話がフリーダイヤルにする企業が多いこともうなづけます。

0800番号の仕組み

0800番号を使った通話料金着信課金型サービスは、複数の電話会社が提供しています。
中でも、NTTコミュニケーションズ、KDDI、ソフトバンク、楽天コミュニケーションズが、全国でサービスを提供している大手の4社です。
利用できる機能にはほとんど差がありませんが、料金は各社で大きく違いますので、比較検討のうえで申し込むとよいでしょう。

0800番号を利用したい場合、これらの通信会社に申し込みを行うと、早ければ数日で利用を開始できます。
申し込みをする前に知っておくべきポイントは、0800番号を申し込んでも新しく電話回線を引き込む工事が行われるわけではないという点です。
0800番号を申し込んでも、電話会社から割り当てられるのは0800から始まる電話番号のみです。
0800番号に電話かかってきた電話は、すでにある電話回線を指定して、着信させる必要があります。
つまり、0800専用の電話回線や電話機を準備する必要はなく、既存の固定電話にサブ番号のようなイメージでフリーダイヤルの番号を紐づけて利用することができるのです。
なお、固定電話回線を提供している電話会社と0800を提供する電話会社が異なる組み合わせでも自由に契約できます。
たとえば、固定電話はNTT東日本のひかり電話で、0800は楽天コミュニケーションズのフリーボイスを契約するというパターンでも問題なく利用できます。

0800をスマホで受信する方法

テレワークや在宅勤務が定着していますが、顧客からの電話受付はテレワーク化が難しい業務です。
0120や0800のフリーダイヤルの着信先番号に設定できるのは固定電話のみで、携帯電話には着信させることができないという制約があります。
顧客からフリーダイヤルにかかってくる電話は、固定電話回線が引き込まれている場所でしか受けることができないため、テレワークを導入しても、だれかが出社して電話受付をする必要があるのです。

携帯電話でフリーダイヤルを受ける方法として、固定電話回線のオプション機能「ボイスワープ」を利用して、携帯電話に転送している企業もあります。
ボイスワープで転送する方法は、フリーダイヤルにかかってきた電話以外もすべて携帯電話に転送されてしまう、携帯電話に直接かかってきた電話と転送されてきた電話を見分けることが難しいという運用上の課題があります。
一時的な対応としては転送する方法も有効ですが、フリーダイヤルで顧客側の通話料金を負担するうえに、電話を転送する際の通話料も請求されるため、1回の通話で倍の通話料金を支払うイメージになり、高コストな仕組みになるのも大きな問題です。

0800を携帯電話で発着信するならGoodLineがおすすめ

フリーダイヤルをスマートフォンで発着信する方法として注目されているのがクラウドPBXのGoodLineです。
クラウドPBXとは、内線電話をコントロールするPBXをクラウド化したもので、インターネットにつながる環境なら、どこでも内線電話を利用することができます。

テレワーク中でも、スマートフォンをクラウドPBXのGoodLineに接続するだけで、オフィスにかかってきた外線電話を受けることができます。
また、別の場所でテレワーク中の社員に電話を転送したり、オフィスにいる社員に内線番号で電話をかけたりするなど、どこにいてもオフィスと同じように内線電話の機能を利用できます。

クラウドPBXのGoodLineならスマホで0800番号の発着信が可能

クラウドPBXのGoodLineは、0800番号に対応しています。
0800番号をクラウドPBXに直接設定して利用するため、着信用の固定回線をオフィスに引き込む必要はありません。
GoodLineはスマホだけで利用できるため、テレワークや在宅勤務中の社員でも、0800番号にかかってきた電話を受けることができます。

0800の番号をスマートフォンに着信させる仕組みは、転送ではなくクラウドPBXの内線機能で接続するため、ボイスワープの転送料金はかかりません。
また、一般的な内線機能も備わっているので、0800番号にかかってきた電話を特定の担当者に着信させたり、いったん受けた電話を別の場所にいる社員に転送したりすることもできます。
さらに、GoodLineに着信する0800番号の通話料金は、大手通信会社の0800サービスよりも大幅に安く設定されているため、通話料の負担も軽減できます。
新規に0800番号を取得する場合はもちろんですが、すでに0800を利用している場合でも、ナンバーポータビリティを利用することで、いま利用している0800番号を変更しなくても、GoodLineでそのまま利用できます。

スマホでフリーダイヤルを受けたいなら、大幅コストダウンも実現できるクラウドPBXのGoodLineがおすすめです。
テレワークやリモートワークなど、新たな働き方に対応していくために、この機会に内線電話の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

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