クラウドPBX
クラウドPBX 2016.09.02
クラウドPBXとは?ビジネスフォンとの違いと比較方法
会社やお店など事業を営むには電話は必須ですが、同時通話や電話機が2つ以上必要な場合、家庭用の電話ではなく主装置(PBX)を設置して内線や着信の鳴り分けなどを構築するビジネスフォンが必要になります。
ほとんどの会社やお店ではこのビジネスフォンを導入して電話システムを構築していますが、このビジネスフォン、非常に高額な料金をリースやローンで支払うのが基本です。
しかし従来型のビジネスフォンの場合、主装置(PBX)を置いている場所から電話線が伸びている範囲しか内線化できず、レイアウト変更やアナウンス変更といった変更時に専門業者による工事が必要で、そのたびに工事料金が発生してしまいます。
今回はそんな従来型のビジネスフォンに代わるクラウドPBXという新しい電話システムとその比較方法を紹介します。
関連記事:ビジネスフォンとは?家庭用電話機との違いや基本機能、使い方を解説
クラウドPBXとは?
従来の会社電話システム、ビジネスフォンは社内に主装置(PBX)を設置し、
電話線を張り巡らせる中で内線を構築していましたが、その主装置(PBX)をクラウド上に構築することで、電話線工事や主装置(PBX)の購入不要で場所を選ばずに内線を構築できる新しい電話システムです。
クラウドPBXのメリットとは
クラウド上に主装置を構築するので場所を選ばずに内線化できる
クラウドPBXは主装置(PBX)がクラウド上にあるので、インターネット環境さえあれば電話線不要で住所の離れた拠点も内線化でき、離れた拠点とも内線の無料通話で通話することや、同じ社内にいるように電話を取り次ぐことが可能になります。
電話機だけでなく、スマホやPCも内線化できる
クラウドPBXなら、ネットにつながるスマホやPCも内線にできるので、スマホから会社電話で発着信が可能になり、電話機自体必要なくなります。
主装置(PBX)の購入や工事、保守がいらず常に最新
クラウドPBXは、高額な主装置をローンで購入する必要がなく、電話線の工事や設定変更などの保守も不要なので、圧倒的にコストがかかりません。
クラウドPBXの選び方
このように、従来型の主装置(PBX)で構築するビジネスフォンに比べメリットの多いクラウドPBXですが、最近になり複数のサービスがあり、何が違い、どう比較するべきかがわかりにくくなっています。そこでクラウドPBXを選ぶ際に注意したい比較ポイントを紹介します。
管理画面は使いやすいか
クラウドPBXのメリットとして、アナウンスや着信ルールなどの設定を業者に依頼せずにWEB上の管理画面から設定できるという点があります。しかし、ほとんどの方が電話については詳しくなく、何をどうしていいのかわからずに間違えた設定をしてしまったり、機能を使いこなせないといった問題があります。
クラウドPBXを選ぶ際には、管理画面がわかりやすくユーザー目線かどうかが大きなポイントです。
自社開発かどうか
クラウドPBXを提供する会社には、自社開発ではなくOEMといった開発会社の作ったシステムを自社ブランドとして販売している会社や、海外製のパッケージをそのまま利用して提供する会社があります。
自社開発でなくOEMや海外のパッケージ利用の場合、注意しなければならないのはトラブルが起きた際に販売元が対処できないという点と、カスタマイズに対応したり機能のアップデートができないという点があります。
他システムとの連携は可能か
クラウドPBXのメリットの一つとして、顧客管理システムなどの様々なシステムと電話を連携させることができるのもクラウドPBXのメリットですが、自社開発でない場合はもちろん、クラウドPBXにはそういった他システムとの連携ができないものもあるので注意が必要です。
必要な機能はしっかりついているか
クラウドPBXは従来型のビジネスフォンと違い、ネットを経由するので全通話履歴や通話数の分析、全通話録音といったこれまでのビジネスフォンでは利用できなかった機能が各種利用できます。しかしその機能の中で通話数を分析して何時台に着信が多いかなど会社電話を『見える化』する機能や、録音を残すといった機能が搭載されていなかったり、料金を相場より安く表示しているが、ほとんどが有料のオプションになっていて結局高額になってしまうなどの注意点もあります。
電話番号はそのまま使えるか
現在使用している電話番号を変更するのは移転のタイミングなどでない場合難しいですが、クラウドPBXの中には現在の電話番号をそのまま使えず新しい電話番号に変更しなければならないものもあるので注意が必要です。
インターネット回線やスマホアプリを限定されないか
クラウドPBXを利用する際にはインターネット回線が必要ですが、クラウドPBXの中にはインターネット回線を指定の回線に変更しなければならないものもあります。インターネット回線を変更すると電話番号をその時は移行できますが、速度やサービスに不満がありNTT回線などに戻したい場合でも二度と戻せなくなります。
また、スマホを内線化するためのアプリも多くの種類があり、音質や機能、端末との相性などで選んで利用するのが理想ですが、限定されてしまうと気に入らなかった場合に他を使えないといった問題もあります。
同時通話数は増やせるか
クラウドPBXの内線は理論上無制限に増やすことが可能ですが、電話には同時通話数(チャネル)といったものがあり、同時通話数が2通話しかなければ内線が20内線あっても同時に2デバイスでしか通話ができません。
クラウドPBXを選ぶ際には、同時通話数がいくつまで対応しているのかもポイントになります。
関連記事:「クラウドPBX」10の失敗事例から学ぶ導入成功のポイント
関連記事:クラウドPBX検討の重要ポイント! 利用できる機能と利用できない機能を知っておこう
クラウドPBXならGoodLine
このように従来のビジネスフォンに比べ圧倒的にメリットの多いクラウドPBXを選ぶ際には、ぜひ『GoodLine』をご検討ください。自社開発で柔軟性の高いクラウドPBXの『GoodLine』は、全機能が標準搭載でユーザー目線の使いやすさで誰でも使いこなせます。
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