クラウドPBX 2023.02.02

スマホでもフリーダイヤルの0120番号を使える?使う方法・よくある疑問を解説

0120 クラウドPBX ビジネスフォン

「営業先にいるときや在宅ワーク時に、事務所宛ての電話を携帯電話に転送していると自身のスマホから折り返し電話をしても出てもらえない……」そのようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
会社にある電話でなければ「フリーダイヤルの0120番号」で通知されないため、電話に出てもらえず、折り返しの対応に手間がかかる場合もあるでしょう。
そこでこの記事では、スマホでも「フリーダイヤルの0120番号」を使う方法・よくある疑問などについて解説します。
スマホでも「フリーダイヤルの0120番号」を使えるようにして、お客さまとスムーズにやり取りし、業績アップを狙いたい方はぜひ最後までご覧になってください。

そもそも「フリーダイヤルの0120番号」とは?

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スマホ(スマートフォン)で「フリーダイヤルの0120番号(または0800番号)」を発信・受信できるかをきちんと理解するには、そもそも「フリーダイヤルの0120番号とはなにか」を知る必要があります。
「フリーダイヤルの0120番号」とは、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供するサービスです。
契約者(電話を受ける企業)と発信者(顧客)にはそれぞれ以下のメリットがあり、スムーズなやり取りができるようになります。

<「フリーダイヤルの0120番号」のメリット>

  • 契約者(受信企業)……通話料金を負担するかわりに、コールデータを蓄積したりビジネスチャンスを増やしたりできる
  • 発信者(顧客・取引先など)……料金を負担せず、かつスムーズに問い合わせ・注文・クレームなどを伝えられる

「フリーダイヤルの0120番号」は、紐づけるための固定電話番号を企業が持っていることが大前提となります。
小規模事業者さまであれば固定電話回線にフリーダイヤルの0120番号を紐づけた電話機を利用、また多くの電話機で同じ番号を共有している企業さまはPBX(主装置)を設置してフリーダイヤルの0120番号を利用しているのではないでしょうか?
しかし「フリーダイヤルの0120番号」への着信をスマホで受けたいと思ったときは、解決すべき課題があります。
ここからは、スマホで「フリーダイヤルの0120番号」を使う場合の課題とその解決方法、よりお得に「フリーダイヤルの0120番号」を使う方法について解説します。

「フリーダイヤルの0120番号」の課題

スマホで「フリーダイヤルの0120番号」からの電話を受けるにあたり、まず考えられるのはボイスワープなどの転送設定を行うことですが、転送の場合に以下の課題・問題が生じます。

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<「フリーダイヤルの0120番号」をスマホに転送で受けるときの課題>

  • 社内の固定電話からスマホへ転送した場合、着信通話料にくわえて転送通話料が発生し、コストがかかる
  • スマホから折り返しで電話をしても、スマホ番号での連絡になってしまうため、着信に出てもらえない可能性が高い

スマホで「フリーダイヤルの0120番号」を使った通話をする場合、お金も手間もかかります。
しかしこうしたコストや手間の問題は、解消できないわけではありません。
「フリーダイヤルの0120番号」をスマホでスムーズに使うための方法を、次から解説します。

スマホでも「フリーダイヤルの0120番号」を使うには

スマホで「フリーダイヤルの0120番号」をスムーズに使う方法として、クラウドPBXを用いたクラウドフォンという選択肢があります。
先ほど主装置についてご紹介しましたが、クラウドフォンは「主装置をクラウド上に設置したもの」としてイメージしていただければ問題ありません。
各自持ち歩くスマホ・パソコンなどでクラウドフォンのアプリに接続すれば、在宅ワーク中や外出中でも「フリーダイヤルの0120番号」で対応できるようになります。
またクラウドフォンには、工事が不要で導入までかかる時間が短い・通話料金が比較的安いといった特徴もあります。
従業員各自のスマホでも「フリーダイヤルの0120番号」を使いたい場合は、クラウドフォンを検討しておくとよいでしょう。

関連記事:フリーダイヤルの0120番号をスマホで使う!固定電話で利用するよりお得なサービスをご紹介

「フリーダイヤルの0120番号」に関するよくある疑問

「フリーダイヤルの0120番号」を、はじめて導入するといった方も多いと思います。
そこで、「フリーダイヤルの0120番号」に関連したよくある疑問についてお答えします。
理解を深めるため、ひととおりチェックしておきましょう。

「フリーダイヤルの0120番号」にはスマホからかけられない?

なかには『「フリーダイヤルの0120番号」には、スマホからでは電話をかけられない』とお思いの方もいらっしゃるはずです。
しかし、これは事実とは異なります。
電話回線が使える機器なら「フリーダイヤルの0120番号」へ電話をかけられます。
しかし「フリーダイヤルの0120番号」を契約した事業者によっては、以下のように、受け付ける電話を制限している場合も。
複数の電話番号が記載され「スマートフォンの方はこちらの番号へご連絡ください」として別の番号が案内されているのは、こうした制限が関係しています。

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<「フリーダイヤルの0120番号」でよくある制限>

  • スマホや公衆電話は繋げないなど、端末ごとに受け付けを制限している
  • 東日本地域・西日本地域など、地域によって制限を設けている
  • 時間帯で受け付けを制限している

とはいえ、なぜスマホからの連絡を受け付けてくれないのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は固定電話からの着信とスマホからの着信では、1分あたりの通話料金に大きな違いがあります。
スマホからの着信は固定電話よりも通話料金が高いため、大量に電話がかかってくると、事業者側の金銭的負担が大きくなってしまうのです。
そのため「フリーダイヤルの0120番号」でスマホからの電話も受け付けられる事業者は限られる傾向にあります。
とはいえ、スマホからの電話も受け付けている場合もあるため、お得に連絡をとりたい場合は電話番号についてきちんとチェックしておきましょう。

スマホから「フリーダイヤルの0120番号」へかける方法は?

スマホの携帯番号から「フリーダイヤルの0120番号」へ電話する方法は、通常の電話と同様に、番号を打ち込み通話ボタンを押すだけです。
しかしその前に、以下の2点を確認しておきましょう。

<スマホの携帯番号から「フリーダイヤルの0120番号」へかけるときのチェックポイント>

  • 電話番号の注意書きとして、別途携帯電話用の電話番号が書かれていないか
  • 受け付け時間を過ぎていないか

別途スマホから問い合わせる方向けの携帯電話用の番号が書かれていたり、受け付け時間を過ぎていたりすると、電話がつながりません。
そのときに通話料金はかかりませんが、再度別の番号を探すといった手間がかかるため、事前にチェックしておくとよいでしょう。

「フリーダイヤルの0120番号」を取得する方法は?

そもそも「フリーダイヤルの0120番号」を導入するには、どのような準備が必要なのかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
「フリーダイヤルの0120番号」の基本的な導入の流れは、以下のとおりです。

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<「フリーダイヤルの0120番号」を導入する流れ>

  1. 固定電話と回線を用意する
  2. 「フリーダイヤルの0120番号」の提携企業へ申し込む
  3. 番号を決める
  4. 契約を結んで工事日程を決める
  5. 工事をする
  6. 問題なく通話できるかチェックして完了

上記の流れは従来の固定電話の仕組みでフリーダイヤルの0120番号を利用する場合のものです。
しかしクラウドフォンならフリーダイヤルの0120番号を利用するのに固定電話回線が必要ないため、工事が必要なく、よりスムーズにはじめられます。
またここでのポイントとして、希望の番号を選びたいという場合は「0120」ではなく「0800」を選ぶとよい点も覚えておきましょう。
0800番号は0120番号が足りなくなったことを受けて活用されているもので、比較的スムーズに希望の番号を確保できます。

関連記事:フリーダイヤル0120番号よりお得?0800番号とは

クラウドフォンのメリット・デメリット

スマホで「フリーダイヤルの0120番号」を使って顧客とやり取りするときは、クラウドフォンを活用しましょう。
クラウドタイプを選ぶとどのような効果が期待できるのか、メリットとデメリットを簡単にご紹介します。

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クラウドフォンのメリット

クラウドフォンを導入するメリットは、主に4つあります。

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<クラウドフォンを選ぶメリット>

  • スマホで発信・着信できるため、外出が多い従業員・在宅ワーク時の従業員にも電話をつなげやすい
  • 導入に時間がかからず、すぐに利用できる
  • 工事費用がかからず、コスト削減に役立つ
  • 「フリーダイヤルの0120番号」の転送オプションを使うよりも低価格
  • 複数台で同じ0120番号を利用できる
  • 通話録音や自動音声応答、通話分析といった機能が利用できる

費用や時間をかけずに済むことから、現在の通信環境から移行しても、従業員へストレスがかかりにくいといえます。
くわえて場所に縛られず「フリーダイヤルの0120番号」で通話できることから、働き方の多様性を実現するのにも役立つでしょう。
働き方改革・顧客満足度の向上・コスト削減に役立つため、こうした点でお悩みのある場合は検討しておいて損はないはずです。

クラウドフォンのデメリット

クラウドフォンの利用に際しては、デメリットも把握しておく必要があります。
とくに業者選びに関係してくるため、利用先を決める前にチェックしておきましょう。

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<クラウドフォンを利用するデメリット>

  • 月額利用料・ライセンス料金などのランニングコストが発生する
  • インターネット環境によって、接続(通話品質)が影響される可能性もある
  • メーカーによっては保守体制に不安がある場合がある

クラウドフォンは、インターネット環境のもと使います。
そのため、通信障害が起きれば接続が不安定になることもあるでしょう。
くわえて、メーカーによっては利用できる電話番号種別や機能、セキュリティに違いがあります。

機能や保守に不安がないか、また現行の番号のままでクラウドフォンを使えるかというのも、はじめに確認しておく必要があります。
またクラウドフォンについては「クラウドPBXとは?ビジネスフォンとの違いと比較方法」で詳しく解説しているため、あわせてご確認ください。

クラウドフォンなら「GoodLine」

クラウドフォンを導入する際は、ぜひ「GoodLine」をチェックしてください。
「GoodLine」は2台からの小規模プランがあり使いやすいうえ、低コストで利用できるのが特徴のクラウドフォンです。
小規模プランの「GoodLineSOHO」を利用する場合、月額料金3千円で導入できます。
さらに、スムーズな業務進行のために役立つ機能も多く搭載。
通話だけでなく、顧客満足度を高めるのにもおおいに役立つでしょう。

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<「GoodLineSOHO」の機能>

  • 1年分の通話履歴・通話録音を蓄積できる
  • 共有電話帳で応対履歴を管理できる
  • 通話分析が可能
  • 自動音声応答(IVR)が標準搭載

「GoodLineSOHO」は、お試しで使ってみたい方・小規模事業者・個人事業主にもおすすめのクラウドフォンです。
気になる方はぜひ「GoodLineSOHO」をチェックし、資料をご覧ください。

まとめ

「フリーダイヤルの0120番号(あるいは0800番号)」は、転送を設定すればスマホで着信できます。
しかし転送の場合は0120番号の通話料に加えて通常より高い転送通話料も追加でかかってしまいます。それに転送先として設定できるのは1つの電話番号なので複数人で着信を受けたり、かかってきた0120番号で折り返し発信することができません。
コストをおさえるため転送ではなくスマホで直接着信したり、外出時・在宅ワーク時にスムーズにやりとりしたりするには、クラウドフォンを導入する必要があるでしょう。
クラウドフォンを導入しておけば、働き方が広がるとともにお客さまにとっても連絡が取りやすくなるため、メリットが大きいといえます。
スマホで「フリーダイヤルの0120番号」を使いたい方は、ぜひクラウドフォンの導入をご検討ください。

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  • ※CIOReview APAC最優秀クラウド電話ソリューション企業受賞 ※クラウドPBX部門 ITreview Grid Award受賞
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この記事の編集者

編集者:Good×Media編集部

CIOReview APACにて日本で唯一「最優秀クラウド電話ソリューション企業」に選ばれた企業の専門家メンバーが、黎明期から10年以上にわたりクラウドPBXおよびクラウドCTIの分野で業界をリードしてきた実績と豊富な経験を基に、プロの視点で編集しています。

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