クラウドPBX 2021.07.15

会社の電話が今まで通り使えるクラウドPBXがテレワークをもっと便利で快適に

クラウドPBX テレワーク 在宅勤務

新型コロナをきっかけに進んだ日本のテレワーク

新型コロナウイルスの感染拡大にともなって行われた外出自粛要請により、企業は事業継続のためにテレワークへの対応を余儀なくされました。
コロナ禍以前は、東京都でも4社に1社ほどの導入率だったテレワークですが、感染拡大以降は、半数以上の企業がテレワークを導入しています。

東日本大震災をきっかけにBCP(事業継続)が注目されて以降、テレワークをささえるWeb会議やVPNなどのツールが多くの企業から提供されてきました。
しかしその普及率は10年ほど横ばいで推移しており、決してテレワークが広く普及しているとはいえない状況が続いていました。

そんな中発生した新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う外出自粛により、目先の課題解決策としてテレワークの導入が一気に進みました。
導入のきっかけは、新型コロナウイルス対策という決して前向きではない理由ではありましたが、結果的に多くの人がテレワークを体験することとなりました。

東京都の調査では80パーセント以上の企業が、新型コロナウイルスの感染が落ち着いたあとでもテレワークを継続したいと回答しており、テレワークにメリットを感じている企業が多いことがうかがわれます。
テレワークは外出自粛対策から一つの働き方として定着しつつあるといえるでしょう。

テレワークで普及したWeb会議

テレワークを導入する上で多くの企業が導入したのが、Web会議システムです。
ほとんどの社員が出社せず自宅で業務を行っているなかで、顔が見えるコミュニケーションツールとして活用されています。
毎日のミーティングや、定例の報告など、使われ方はさまざまで、社内にとどまらず、社外とのコミュニケーションツールとしてもWeb会議システムが利用されています。

テレワーク対応のツールとして定着したWeb会議ですが、今後コミュニケーションツールとして定着していくうえでは、課題もあります。
Web会議システムは数多くの企業が販売しているため、会社ごとに導入しているシステムはバラバラです。
Web会議システムの多くは、他社のWeb会議システムと相互接続することができません。
社内のみで利用する限りは問題ありませんが、社外とWeb会議でやり取りしようとすると、お互いに共通のWeb会議システムを導入する必要が出てきます。
そのため、各企業がそれぞれ複数のWeb会議システムを準備するという、非効率な状況が全国の企業で起きているのです。

現在のテレワークのコミュニケーションは課題が多い

テレワークで普及したWeb会議システムですが、システムごとに相互接続性がないことから企業間のコミュニケーションツールとしては主力になりえません。
やはり社外とのコミュニケーションツールとしては、どこの会社でも利用されている「電話」になります。

しかし電話はテレワークとの相性が極めてよくありません。
会社にかかってくる外線電話は、自宅に持って帰れないため毎日事務所で社員が電話番をしなくてはいけません。

そして、かかってきた電話がテレワーク中の社員あてだった場合には、電話を取り次ぐことができません。
あらためてテレワーク中の社員から顧客に折り返し電話するか、テレワーク中の社員が持っている携帯電話に直接電話するように案内するか、このどちらかの対応が一般的でしょう。
いままでは会社の電話番号宛てに電話していればすぐに話せたわけですが、テレワーク導入後は、それができるのは会社へ出勤している社員だけになります。
これは顧客から見ると非常に不便なことであり、連絡が取りにくくなったという印象をあたえているでしょう。

今はテレワーク定着の過渡期であり、新型コロナウイルス対策という目的からも、ある程度の不便さは許容されるという側面がありますが、今後テレワークが当たり前になっていくと、電話でもスムーズにコミュニケーションが取れる環境にしていくことが重要です。

テレワークを定着させるには電話の不便さを解決

会社の電話をテレワークで利用するには、クラウドPBXの導入が近道です。
クラウドPBXを利用すると、会社にかかってきた電話を、テレワーク中でもそのまま取ることができます。
また、会社とテレワーク社員の間で内線電話を転送することもできるので、顧客はいつでも会社の電話番号に電話すれば連絡を取ることができます。

まとめ

新型コロナウイルスによる外出自粛要請という、決してポジティブではないきっかけで導入が進んだ日本のテレワークですが、導入メリットや可能性を感じる企業が増えたことで、あらたな働き方として普及しつつあります。
テレワークを効率化するツールとして、Web会議やチャットツールが大きく注目され、ビジネスでも日常的に使われるようになりましたが、広く普及するにはまだまだ時間がかかります。
幅広く使われている電話は、機能的な制約が多く、テレワークとの相性は良くないのが実情です。
しかし、クラウドPBXなら、電話特有の弱点をなくすことができます。
オフィスにいてもテレワーク中でも、いままでと同じように電話を使えるようになるクラウドPBXは、電話をテレワークに最適なコミュニケーションツールに変身させます。

 

この記事の編集者

編集者:Good×Media編集部

CIOReview APACにて日本で唯一「最優秀クラウド電話ソリューション企業」に選ばれた企業の専門家メンバーが、黎明期から10年以上にわたりクラウドPBXおよびクラウドCTIの分野で業界をリードしてきた実績と豊富な経験を基に、プロの視点で編集しています。

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