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突然使えなくなる危険性も!スマホだけで固定電話が使えるクラウドPBXの落とし穴

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03番号など市外局番付き電話番号をスマートフォンで使用できるサービスがあります。一般的に市外局番付きの固定電話番号は、ほかの電話番号よりも信用できるという意識があるのは事実です。
固定電話の番号があるということは、その場所に事務所が存在するということを意味しているからです。また、市外局番は地域と紐づいているため、地域密着型のビジネスでは、地元の企業であるという安心感を与えることができます。
このように、市外局番つき電話番号には、携帯電話や050電話とは違った信頼があり、企業に安心感を与える効果があるというのが一般的な認識だといえます。

しかし携帯電話の普及によるワークスタイルの変化で、外出先でも固定電話を受けたいというニーズが高まってきました。
そこで登場したのが、スマホのみで市外局番を固定電話番号を利用できるという画期的なサービスです。
具体的には、スマホ1台だけで03や06などの市外局番から始まる固定電話の番号を使って電話を掛けたり受けたりできるというもので、相手には固定電話の番号が通知されるため、携帯電話からかけていることは判別できないという便利なサービスです。

スマホのみで市外局番を発着信できるサービスの問題点

市外局番つきの固定電話番号をスマホだけで発着信できるサービスを利用すると、市外局番つき固定電話番号の持っている信頼性と、外出中でも電話ができるという携帯電話のメリットが両立でき、良いことばかりのように思えます。
しかしスマホのみで固定電話の番号を使えるサービスは、問題点が指摘されています。
それは、その地域にまったく関連のない会社でも市外局番つき電話番号が使えるという点です。
たとえば、東京には一切活動の拠点がない地方の企業でも、仕組み上03から始まる電話番号を利用できます。
スマホで市外局番つきの番号を使えるサービスを利用していることは、電話の相手にはわからないため、実際には東京に拠点があるわけではないのに東京の会社のような印象を与えることができてしまいます。
逆に、東京の企業が全国各地の市外局番で電話番号を取得するケースも考えられます。
たとえば、活動拠点は東京だけにもかかわらず全都道府県の固定電話番号を取得すれば、あたかも全国ネットで地域密着型のサービスを提供している会社のような印象をあたえることができるのです。

スマホ一台で固定電話の番号が使えるのは、非常に便利であり、顧客にとっても大きなメリットがあります。
しかし固定電話の番号に一定の信頼性があるために、それを悪用した詐欺などにも利用されかねないというのが、市外局番つき電話番号をスマホで使えるサービスの問題点なのです。

過去にスマホのみで固定電話番号を利用できるサービスが一斉に終了

実は、法人向けにスマホだけで固定電話番号が利用できるサービスを提供していた、ニフティ、楽天、ビッグローブなどの大手企業は、2018年末から2019年にかけてサービスを終了しています。2019年に、固定電話番号がスマホで利用できるサービスの問題点が総務省の審議会で議論され、市外局番のある住所に利用者の本拠があることや、固定電話の回線が引き込まれていることが固定電話番号を利用できる条件として盛り込まれました。

経過措置はあるものの、この議論を受けてニフティや楽天、ビッグローブなどの大手企業はサービスの提供を終了したのです。

現在でもスマホのみで固定電話番号を利用できるサービスを提供している会社も、将来的にはサービス終了のリスクを抱えている可能性があります。

クラウドPBXならスマホで固定電話が使えます

スマホで固定電話の番号が使えるのは非常に便利ですが、悪用の懸念からサービスを提供する企業が出ています。
しかしあくまでも問題視されているのは、拠点も電話回線も存在しないのに、その地域の電話番号を使っているケースのみです。自社の活動拠点が存在していて、そこに固定電話の回線があるのなら、スマホで固定電話を利用しても何の問題もありません。

ルールを守っているクラウドPBXを利用すれば、固定電話の番号をスマートフォンでそのまま利用し続けられるので、突然サービスが停止して長年利用してきた電話番号を失ってしまうようなリスクはないのです。

まとめ

スマホだけで03などの市外局番つき番号を利用できるサービスが存在しますが、利用する際は注意が必要です。
総務省により、03番号などの固定電話番号を利用する際は、その地域に活動拠点があることと固定電話の回線が引き込まれていることが条件とされています。このルールを守っているクラウドPBXであれば、スマホでも今まで通り市外局番を問題なく利用できますので、大切な電話番号を失ってしまうリスクをさけるためにも、慎重に検討することおすすめします。

この記事の編集者

編集者:Good×Media編集部

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